2009年9月26日土曜日

教訓 外国人SE

仕事をしていて感じたこと、トラブルプロジェクトでの経験を生かして、
ここに教訓を書いておく。

外国人SE
原価低減のため、外国人SEを投入することが多い。
まぁ結局高くつくことが多いわけだが、それは指示を与える日本人の問題。
外国人SEの方が技術レベルが高いことが多く、
使いようによってはうまくいくはず。(うまくいったのを見たことないが)

(1)資料を作らせるときは、枠を予め決めておく
外国人SEに資料を作らせる際、「こうこうこういう資料を作れ」という指示はNG。
こちらでほしい資料を作ってくれることなど絶対にない。(日本人でも無理だと思う)
そのため、例えばエクセルの一覧を作らせる場合は、予め枠、つまりカラム名を全て書き、
「そのカラムには何を書くのか」という説明をつけて渡す。
そして、「このエクセルの空白を埋めろ」という指示を出す。

また、文章での資料などがほしい場合、章立てを予め作っておく。
そして、あるならサンプルを渡す。サンプルがなければ、「この章にはこういうことを書く」という説明をつける。

(2)日本語での会話は信じない
日本に仕事をしている外国人SEの中には、流暢に日本語を話せる人もいる。
しかし、その人は日本人ではない。
日本の文化として、「阿吽の呼吸」や「暗黙の了解」などがあるが、
その人には通用しない。
外国人SEに限ったことではないが、こちらには当然のことが、外国人には当然でないことがほとんどである。
もしコミュニケーションをとるなら、メモやメールなど、文章・図にまとめさせるほうが良い。
会話よりまだましだ。

(3)慣習を教え込む
外国人SEの中には日本のシステム開発での慣習を理解している人もいる。
例えば、本番サーバに気軽にアクセスしないことや、勝手にテストモジュールを入れ替えたりしない、など。
だが、外国人SEの下にいる(まさに母国語しか話せない人たち)プログラマは守ってくれない。
やってしまう人がいる場合、すぐさま注意し、やってはいけないことを理解させる。

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